【北アルプス】はじめてのアルプス山行記 燕岳編part2
北アルプス山行記(2018年7月の記録)、燕山荘到着からのお話。
12時、まずは腹ごしらえ。持ってきた棒ラーメン2人前をクッカーにぶっ込み、ぺろりと完食。
その後、少し離れたところにある燕岳の山頂へと向かいました。
燕岳の山頂までは片道30分ほど。
水、行動食、カメラ、貴重品だけを持って山頂に向かいます。
ガスってきてたので若干の焦りを感じつつ...大丈夫かな...
有名なイルカ岩です。
確かに似てる!
けど、そんなに興味を示さず写真を撮って先を進みます。
燕岳は風化しやすい花崗岩の山なので、変わった形の岩がとても多いのです。
イルカ岩もそのひとつでしょうが、花崗岩で形成された燕岳の白い山の姿はとても綺麗でした。
その白い山肌の中にピンク色に咲いた可憐な花を発見!
「コマクサやんっ!!!」テンションだだ上がり。
はじめてのコマクサ、はじめての高山植物でした。
まさに、高嶺の花。
普段下界にいるときはあまり草花に目は行きませんが、高山ともなればどうしても意識して見てしまいます。
かわいい...
クラスにいる、手の届かない美人で可憐なあの子...
「あー、興味ないからな〜」とか言いながら、その子を目で追ってしまうやつ。
あれです。高嶺の花とはこのこと。
何ヵ所かコマクサが広がってる場所があったので、そこで足を止めては写真を撮っていました。まさに可憐なコマクサに釘づけ。
山頂に行くにつれ燕山荘の方にガスが。これはこれで幻想的。
テント場が小さく見えます。
我が家があんなに遠く...
明日歩いていく常念山脈の稜線が連なってます。
稜線にかかった雲がいい感じに夏の景色を演出してくれていました。
のらりくらり写真を撮りつつ40分くらい歩いて燕岳頂上に到着。
初めてのアルプスのピークハント!
燕山荘に戻ってからは北アルプスの山々を見ながらまったり。
こんな素敵なところで食べるごはんはなんという贅沢でしょう。
夕暮れ時です。
もう言葉はいりません。
夕陽を眺める多くの人が静かにただその時を過ごしていました。
こんなに綺麗な夕陽を見たことがあっただろうか...
日が暮れ真っ暗になった後は、すぐに熟睡しました。
次の日の燕岳〜大天井岳〜常念小屋に備えます。
part3につづく。